捨てる会議01

 
 
アメーバーブログを運営しているIT企業サイバーエージェントで,とてもおもしろい取り組みをしていて話題になっております
 
その名も「捨てる会議」!!新しく何をするかではなく,何を辞めるかを決める会議のようです。特にITビジネスの世界では時代の流れ(栄枯衰退)が凄まじいようで,過去には上手くいっていたものも気づいたら機能していなくなることも多々あります。未来を見越して,社内で話し合って捨てるものを決めていく会議のようです。
 

断捨離な考え方がムーブメントのようです。

断捨離やデトックスという言葉が流行ったように,モノやサービスに溢れた現代社会では,大量消費大量生産のような考え方(蓄える発想)よりも,洗練・厳選していく考え方が主流のように感じます。車も所持する人が減り,シェアカーなども普及しつつありますしね。
 
あらゆる無駄なものを削ぎ落した商品の最たる例がアップル製品でしょう。iPhoneはあらゆるボタンを取りのぞいたシンプルなデバイスとして多くの支持を得ているのは云うまでもないでしょう。
 
macbook
新しいMacBookは,なんとケーブルが1本しか刺さらない仕様にもなりました(^^)
 

受験勉強にも「捨てる会議」を実践してはいかがですか?

さて,受験勉強においても発想の1つとして取り入れてみるのも良いかもしれません。
 
多くの保護者の方がお気づきだと思いますが,受験学年の6年生にもなると通塾回数がドンドン増え,朝から夜まで授業をびっしり詰まっているのが普通になってきましたね。日曜日も毎週のようにテスト。。。。入試直前になると「やる時間がどこにあるんだ!?」と驚くほどの課題が配布されたりします。。。
 
もちろん,これらの授業や宿題などをすべて消化でき,上手く機能しているのであれば継続していくべきかと思いますが,回っていない方が大半ではないでしょうか。
 
学習計画を立てるとき,私たちは増やすこと(追加)につい意識しがちです。やっていないと不安になるお気持ちはすごく分かります。ただ,以前お話させて頂きましたが,大事なのは勉強時間よりも勉強の質だと考えます。効果が薄いことをたくさんするよりも,受験生にとって最も学習効率,効果の高いことを意識して取り組むべきなのです。
 
捨てる会議02
図形NOTE算数教室のWEBサイトでも記述していますが足し算よりも引き算を意識するぐらいがちょうど良いと考えます。「○○は負担になるから今は置いておき,別の○○に集中しよう!」といった考え方も持つべきです。少しでも捨てる勇気を持って受験勉強を進めていくことをオススメします。
 
圧倒的に勉強時間が少ない方は引き算してはいけませんよ^_^; まずは加えて下さい!