スネークキューブ01

 
楽しいパズルを調達しました(^^)。また,上本町の算数教室でも導入しようと思っております。
 
スネークキューブ02
へび(スネーク)のような状態からスタートして,3×3×3の立方体の形に収めるパズルです。おそらく答えは1通りしかありません。
 
各パーツは2個つなぎか3個つなぎになっており,可動できるジョイント部分の位置を上手く考えながら組み立てていきます。
 
スネークキューブ03
こんな感じで立方体に近づきましたが,これでは完成しません。
 
スネークキューブ04
これもあと一息です。。。
 
スネークキューブ05
ネタバレですが,これであと一歩です。
 
スネークキューブ06
完成!! 決して簡単ではなくどちらかというと大人向けのパズルです。ただ小学生でも挑戦できると思います。1時間以内を目標に頑張ってみましょう!
 

(コツ)立体版の白黒論法の考え方

お気づきになられた方もいるかもしれませんが,ちょっとしたコツがあります。
 
このスネークパズルは濃淡で2種類の木の小さな立方体でできています。
 
濃いもの … 黒色
うすいもの … 白色

 
としておきましょう。
完成図を見ると分かりますが,例えば,8つのかどの部分はすべて黒色です。
 
白黒論法_01
要するに,黒と黒がとなりどうしにならず,白と白もとなりどうしになりません。
 
白黒論法_02
分解して内部を見てみると図のようになります。これでどの色の立方体がどの場所にくるのかが分かりやすいですね。
 
スネークが黒白を交互に,黒→白→黒→白→黒→白→……→黒→白→黒 のようにつながっており,黒14個,白13個の計27個には3×3×3の立方体のどの位置にくるのかがある程度予測がつきます。
 
こういった考え方を白黒論法と呼んだりもします。
 
この原理を理解しておくと完成が早いかもしれませんね。ただそれでもすぐ完成させるのは至難の技ですが^_^;