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言わずと知れた立方体つみ木の図形キューブ。お持ちの方も多いのではないでしょうか。
上本町の図形NOTE算数教室では,これがもはやマストアイテムとなっております。
 
今回の記事では,指導するにあたって,これがあるとどれだけ便利なのかが少しでも伝わればよいなと思います。
 
ちなみに,この図形キューブは意外と重たいので通販がオススメです。amazonで大幅値引きされています(^^♪
 

とにかくカラフル!全5色で合計50個入りのちょうど良い大きさのつみ木

この手のつみ木は間違って買ってしまうと,小さすぎてたくさん積むとすぐ崩れたりする劣悪品も多いかもしれませんが,この図形キューブは驚くほどちょうど良い大きさでしっかりした造りです。
 
幼児や小学生が机の上に並べてもそれほど邪魔にならない大きさでもあります。
 
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もちろん,つみ木ばかりを触っていても中学受験の算数の学力はアップしませんが,ちょっとしたときに理解を深める教具として役立つかもしれません。
 
 
神戸女学院中学部(2014年)入試問題「立方体のつみ木の問題」
 
 
例えば,こんな問題も模型を使って説明するとより理解が深まるでしょう。もちろん試験ではこれを頭の中や紙の上で解くわけですが,受験勉強をしていく上で立体が苦手でなかなかイメージ出来ない方は,まずは実物を見て触れて丁寧に解き直しなどをするのもいいかもしれません。
立体図形をイメージする手助けにはなると思います。
 
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良くあるこんな立体も,1段1段にいくつの立方体が並んでいるのかがより分かりやすくなるでしょう。
 
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上から順に1個,3個,6個,10個(すべて三角数)の積み木が並んでいます。あいにく50個入りなので,5段までしか積み上げることができませんが。。。。
 

(教師目線の感想)特に投影図の解説で絶大な効果を発揮します!

積み木を並べた立体についての投影図の問題などでは,仕組みをしっかり教えて,紙の上で当然解いていき練習していくのですが,説明の段階では図形キューブが大活躍します。
 
問題-図形キューブ
例えばこんな問題!図形NOTEのチャレンジ問題です。マスの中の数字にあたる個数の立方体を積み上げていく問題です。
 
誤解の無いようにもう一度繰り返しますが,
最終的には図形キューブを使わずに解けるように練習していきます。ずっと模型を使って解いていくわけではありません。導入の段階で,こういった模型があると便利で理解しやすいと思います。
 
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この立体の注意点は,上下左右前後の6方向から見えない面が存在することです。今回は穴のようなくぼみができます。これをしっかり理解するのが難しいのです。だから丁寧に仕組みを教えるのです。
 
理解を深めるための補助教具として,小学受験だけでなく中学受験でも図形キューブをオススメします。
 
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木箱も付属しているので片付けにも便利です(^^)