ピタゴラスに続いて知育玩具の王道とも呼べるものです。
(BLOG記事)展開図が苦手な方に朗報!老舗玩具「ピタゴラス」の算数版が販売していました!
上本町の算数教室では,授業後に時間があればこういった立体模型を使った授業で,受講生の立体感覚向上をお手伝いしております(講座として行っているわけではありません)。
ポリドロンは,カラフルな正三角形や正方形,その他の形の面をパチパチとつなげて立体を作っていく玩具です。
含まれているパーツの種類のよって,色々なキッドがありますので,ご購入の際は色々と吟味して下さい。
個人的には正三角形と正方形が大量に入っているBセットがおすすめです。
ラインナップ
・基本セット
・標準セット
・発展セット
・フレームワークスAセット
・フレームワークスBセット
上のリンクはアマゾンですが,細かいご注文は公式ページの方が良さそうです。
作品集 – 半正多面体
では,ポリドロンで作った作品集をのせていきたいと思います。
サッカーボール型で切頂二十面体といいます。12枚の正五角形と20枚の正六角形できています。ポリンドロンの公式ページでは,これを作るためのセットが販売されています。
ちなみに,中学入試でも点の個数や辺の本数が出題されています。
(WEB問題集)今年の1問-四天王寺中2012年
こちらは正二十面体です。正三角形20枚でできる正多面体の1つです。
今回,青と黄色で色分けしましたが,これには理由があります。
展開図を見るとこのように10枚の青色が帯状になっております。そして黄色だけを組み立てると正五角すいになっているのです。こういった立体の構造を理解してもらいたいのであえて色分けしました。
正方形と正三角形でできる立体は限られています。入試ではほぼでませんが,正方形6枚と正三角形32枚でできる立体も作ってみました。
他にも,正三角形8枚と正方形18枚でできる立体など
教室で実際に手にとってみて下さい。
作品集 – 生徒らが作ったもの
さて授業後に生徒らが実際につくったものの一部をご紹介します。
パーツに限りがあるのでスクラップビルドです。
作ったものは撮影してある期間を過ぎると壊しております。悪しからず。。。
謎の宇宙船です。大きさもかなり巨大です(^_^;)
宇宙船の背面です。
こちらは,いきなりこのサイズを作ったのではありません。数名の生徒らが,毎回交代で少しずつパーツを増やしていき徐々に大きくしていったのです。
授業では最初に完成図を教師の方で指示し,必要なパーツの枚数を考えながら具現化していきます。
実は上の宇宙船は,この2種類のロケットを合体させて,ビルドアップしていき完成したのです。4〜5名の低学年の生徒らが作成に携わりました。(現場監督は算数星人です)
こちらは一応,空母赤城を,写真を見ながら再現した作品です。
そして空母赤城をビルドアップして,飛行艇のようなものが先日出来上がりました。
自分で必要な正方形と正三角形の枚数を計算して,必要なパーツをイメージしながら各部位を組み立てていきました。
ここまでポリドロンを取り上げていると,ポリドロンの講座を開いているように勘違いされるので,もう一度お話しますが,上記の作品は授業時間終了後に1日10〜15分の少ない作業で行っており,講座のようなものを開設しておりません。
(追記)その後。。。
教室の生徒らと少しずつビルドアップしているポリドロンの飛行艇ですが、現在のご様子。3/4時点 pic.twitter.com/5deYAfxJdr
— 算数星人 (@sansu_seijin) 2017年3月4日