このBLOGでは,算数以外にもおすすめの書籍などがあれば紹介しております(個人的な趣味関心も多いですが)。
今回は関ヶ原の戦いの絵本です。
※歴史系のBLOG記事一覧
購買意欲のあがる表紙です(^_^;)
タイトル通りで関ヶ原の合戦で出陣した武将らをどうぶつたちにあてはめて合戦の様子を描かれた巨大絵本です。
もちろん,歴史のある程度の知識が合ったほうが楽しめるのですが,幼児・低学年の方向けで関ヶ原の入門書としてまずはおすすめです。
登場するどうぶつは次の通り
(東軍)徳川家康=タヌキ
(東軍)福島正則=イノシシ
(東軍)黒田長政=カラス
(西軍)島左近=ゴリラ
(西軍)石田三成=サル
(西軍)小早川秀秋=カエル
などなど。。不満をいうと,いうまでもなくサルと言えば豊臣秀吉で,石田三成はサルではなくキツネなど他の動物のほうが良かった気もするのですが。。。
早朝の霧のかかった様子から始まって,西軍の寝返り,島津の中央突破まで(ちなみに島津はバッファロー),みなさんがご存知のエピソードが,子どもでも読みやすいように描写されています。
教室に置いているのですが,生徒の感想を聞いていますと,どうぶつ(武将ではなく兵の)の吹き出しが面白いみたいです。
関ヶ原の戦いの興味をかき立てる一冊でした。
司馬遼太郎の不朽の名作「関ヶ原」と現在上映中の映画
関ヶ原の戦いといえば,小説「関ヶ原」でしょう。小学生の方は,中高に進学されてから読むといいでしょう。
(BLOGで紹介している司馬遼太郎作品の記事)
記事1:「21世紀を生きる君たちへ」司馬遼太郎の遺したメッセージに強く心打たれます!
記事2:「坂の上の雲」から学ぶ受験対策!秋山真之は「試験の神様」と呼ばれていた!
そして,現在映画で「関ヶ原」上映中ですね。夏期講習も終え,少しゆとりができたのでちゃっかり観てきました。
映画感想では賛否両論あるみたいですが個人的にはかなり良かったです。小学生向けではおそらくないでしょう。
ネタバレではありませんが,映画の語り手(ナレーター)が原作者の司馬遼太郎を扮し,小説の文章をそのままいくつか引用していてとても良かったです(^^)
-冒頭-
いま,おもいだしている。筆者は少年のころ,近江国のその寺に行った記憶がある。…