東大寺学園中-立体の共通部分

★★★★★☆(算オリ・灘中受験生レベル)

印象に残った入試問題の良問を「今年の1問」と題して取り上げています。志望校への腕試しや,重要項目の確認に是非ご活用下さい。
実際の試験を改訂しているものもあるのでご了承下さい。
 
 

東大寺学園中


問題文
図は1辺の長さが6cmの立方体ABCD-EFGHです。図にある12個の点I,J,K,L,M,N,O,P,Q,R,S,Tは,それぞれ12本の辺の真ん中の点とします。この立方体ABCD-EFGHに含まれる3つの立体X,Y,Zを,
Xは8個の点I,J,K,L,Q,R,S,Tを頂点とする直方体,
Yは8個の点I,M,Q,P,K,N,S,Oを頂点とする直方体,
Zは8個の点J,M,R,N,L,P,T,Oを頂点とする直方体,
とします。次の体積を求めなさい。
(i)XとYが重なっている部分
(ii) (i)で求めた部分とZが重なっている部分
 
 
 

解説






算数星人
東大寺にしてはシンプルで,1問目はよくあるもので,図形ドリルでも扱っておりました。
 
参考【図形ドリル】第33問 立方体の共通部分
 
2問目は正八面体などで考えてしまうミスが発生しそうです。立体を正しく認識していないとできない良問だと思います。
 
 

Editor

算数星人/カワタケイタ

当サイトの管理人&問題解説の作成者で,通信教育 図形NOTEなどを手がけるlogix出版の代表をしています。ふだんは大阪上本町・西宮北口の算数教室で授業をしております。

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