印象に残った入試問題の良問を「今年の1問」と題して取り上げています。志望校への腕試しや,重要項目の確認に是非ご活用下さい。
実際の試験を改訂しているものもあるのでご了承下さい。
筑波大附駒場中
問題文
一辺の長さが6cmの正十二角形の内側に,一辺の長さが6cmの正三角形ABCがあります。図1のように,はじめは正十二角形の一辺と,正三角形の辺BCがぴったり重なっています。この正三角形ABCを,次の①,②,③の順に動かします。① Cを中心とし,辺CAが正十二角形の一辺とぴったり重なるまで,時計回りに回転する。
② Aを中心とし,辺ABが正十二角形の一辺とぴったり重なるまで,時計回りに回転する。
③ Bを中心とし,辺BCが正十二角形の一辺とぴったり重なるまで,時計回りに回転する。
正三角形ABCを,図の位置から①,②,③,①,②,③,… の順に,はじめて元の位置にもどるまでくり返し動かしました。正十二角形から,Aがえがく線だけでかこまれる部分をのぞいた図形の面積の合計は何cm2ですか。正三角形ABCの,BCを底辺としたときの高さを5.2cmとして計算しなさい。
解説

一度は触れておきたい問題ですね。