海城中-空間把握

★★★★★☆(算オリ・灘中受験生レベル)

印象に残った入試問題の良問を「今年の1問」と題して取り上げています。志望校への腕試しや,重要項目の確認に是非ご活用下さい。
実際の試験を改訂しているものもあるのでご了承下さい。
 
 

海城中

海城中(2015年)立方体の切断

問題文
立方体ABCD-EFGHがあり,BL:LD=1:2,FM:MH=3:1とします。また,LMの上を動く点をPとし,AとPをむすぶ直線が,立方体の面と交わる点をQとします。次の比はそれぞれ何対何ですか。
(1)点QがBC上にあるとき,BQ:QCの比
(2)点QがCG上にあるとき,CQ:QGの比
(3)点QがGH上にあるとき,GQ:QHの比
 
 
 

解説

 

(1)BQ:QCの答え

 
海城中(2015年)解説01
海城中(2015年)解説02
 

(2)CQ:QG(3)GQ:QHの答え

 
海城中(2015年)解説03
海城中(2015年)解説04
海城中(2015年)解説05
海城中(2015年)解説06

算数星人
空間の把握に頼って解き進めるとミスを起こしてしまいそうな問題です。
実際,苦戦した受験生が大半ではないでしょうか?
 
今回「図形の見方」を変えること(立体の切断に捉えること)が攻略の鍵になったと思います。
 
類題演習 → 【今年の1問(2012年度)】大阪桐蔭中(中期)
 
しかし,立体の切断の問題としても難易度が非常に高いですが。。。

Editor

算数星人/カワタケイタ

当サイトの管理人&問題解説の作成者で,通信教育 図形NOTEなどを手がけるlogix出版の代表をしています。ふだんは大阪上本町・西宮北口の算数教室で授業をしております。

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