今年もノーベル賞受賞!大いに盛り上がりましたね。
科学に興味を持っている子どもたちが「僕もノーベル賞を取れような研究をするんだ!」と,さらに高い意識を持って勉強に励んでもらえるように,本棚から少し前の書籍を取り出してみました。
高校生の科学オリンピックに出場した子どもたちに追ったノンフィクションドキュメンタリーです。
インテル国際学生科学フェア-
それは高校生による科学のオリンピック。世界中の予選を勝ち抜いた理科の自由研究が集い,名誉をかけて競う。出場した少年たちは,どんなふうに育ち,なぜ科学に魅せられどんな研究をやってのけたのだろうか?
様々な分野で結果を残した13人の少年少女が登場します。とても分厚い書籍なので,気になる章から読んでみるのもいいかもしれません。
(目次の一部)
・核にとり憑かれた少年
・ゴミ捨て場の天才
・ホース・セラピー
・第二のビル・ゲイツ
など
「うん、核融合炉を作ったよ」ガレージで核融合炉を作った14歳
核融合こそ未来のエネルギー問題への答えの1つで,子どもにだって世界は変えられる!天才少年テイラー・ウィルソン君がどのような経緯で科学に興味を持ち,そしてサイエンスフェアに挑むのか。こういった天才少年,少女のエピソードにたくさん触れられているドキュメンタリー本です。
このサイエンスフェアの存在が,彼らの才能を正しく伸ばすことができ,国家や企業が全力でサポートできる体制が整っているのがアメリカという国であります。
小学生が読むのには少し難しいですが,お子様が科学に興味をお持ちの保護者の方には是非おすすめしたいです。
将来,ノーベル賞を受賞するかもしれない天才たちが,どのような環境で育ってきたのかが理解できます。
スポーツだけがオリンピックじゃない
東京オリンピックに向けて大いに盛り上がっていますが,数学オリンピックや科学オリンピックの存在を忘れてはいけません。
(ニュース)国際数学五輪、筑駒・開成・灘6人全員がメダル獲得
(ニュース)日本の高校生が快挙! 科学オリンピックで入賞した未来の科学者達がすごい!
スポーツと同様に,科学や数学も競技としても盛り上がり,未来の科学者たちがさらに活躍できる環境になればと思います。
また,小学生にはやはり算数オリンピックですね(^^) 算数に少しでも自信のある小学生は恐れずに出場し挑戦していきましょう!
(算数星人のWEB問題集)算数オリンピック解説