3月からオープンした西宮北口の教室。お越しいただいた方はお気づきだと思いますが,教室にLEGOブロックでできたビルを展示しております。
図形NOTE算数教室-算数logix
長らく記事にできておりませんでしたが,こちらの完成までの写真を載せたいと思います。もしご興味ございましたらご覧下さい。
すでに完成しております。
ツイートうっかり忘れておりました😄 pic.twitter.com/5YHQiOtXkN— 算数星人 (@sansu_seijin) March 10, 2020
(関連記事)月面着陸アポロ計画サターンV型ロケットLEGOを組み立てました。
大人向けのレゴ。アーキテクチャーシリーズ
エンパイア・ステート・ビルディング
アメリカ・ニューヨークのマンハッタンにある世界で最も有名な高層ビル「エンパイア・ステート・ビルディング」です。
エンパイアステートビルに関しては記事の後半で。
1760ピースでできた圧巻のレゴブロックの完成までお楽しみ下さい。
セクションごとに小分けされているので比較的作りやすいです。
ビルのおよそ1階部分から作っていきます。
黄色のパーツはNYを走るイエローキャブと呼ばれるタクシーでしょうか。
ビル内部にはエスカレーターのようなものも再現されています(作成途中にしか確認はできません)。
ビル1階のエントランスなどはなかなかリアルに再現されています。
どんどん高くなってきましたが,なかなか単調な作業も続きます。。。
外壁はこのパーツをひたすら貼っていきます。この作業が最も辛かった思い出です^_^;
だんだんそれっぽくなってきましたね。
だいたいは完成してきました。ここから最上部です。
ちなみに102階がこのあたりのようです。
てっぺんには避雷針を取り付けて完成です。
3日ほどに分けて少しずつ作ったのでどれぐらいの時間がかかったかは忘れましたが,もし小学生が作る場合,半日以上ほどは覚悟したほうがよいでしょう。
完成は1931年!
エンパイア・ステート(帝国州)はニューヨークの別名です。
まさに経済都市NY,経済大国アメリカを象徴するようなランドマークですが,完成は日米で戦争が勃発する以前の1931年になります。
こちらは太平洋戦争以前のニューヨークの摩天楼(まてんろう)の写真です。当時の日本,東京や大阪との工業力などの差はいうまでもないでしょう。
当時の建築作業員たちを写したすごく有名な写真です。
奥に見えるビルはそれまで世界一高かったクライスラービルです。
クライスラービルも完成しました。 pic.twitter.com/C9wTgOptTg
— 算数星人 (@sansu_seijin) March 7, 2018
かつてナノブロックでエンパイアステートビルとクライスラービルは作成しておりました。
エンパイアステートビルができ,当時の世界一の称号はクライスラービルからエンパイアステートビルに移ります。
ともにアール・デコと呼ばれる流行最先端の建築形式ですが,アメリカの経済力の低下とともに流行は去っていきます。
<高さ世界一のビルの推移>
1930年まで クライスラービル
1931年から エンパイアステートビル
1974年から ワールドトレードセンタービル(NY)
2010年から ブルジュ・ハリファ(ドバイ)
残念ながらワールドトレードセンタービルは2001年9月11日のテロで標的となりました。
エンパイアステートビルといえば,1933年公開の特撮映画「キングコング」で,怪獣的なキングコングが登ったことで有名ですね。
2020年現在,世界がこのような状況でなかなか海外旅行などが難しいでしょうが,いつかは一度訪れたい場所の一つです。
ちなみに,ニューヨークのどこかに算数星人のステッカーが貼られているようです。
(過去記事)算数星人渡米する!?(と言ってもステッカーが)アートの街ニューヨークのブルックリンでも受験算数??
建築物に興味のある方はこちらの書籍もおすすめします。
(過去記事)カラフルでたくさんの説明がついた大型絵図鑑「MONUMENTAL 世界のすごい建築」世界遺産から現代建築まで