身の回りや世の中には,仕組みや構造上をしっかりと理解せずに利用しているものがたくさんあります。
コンピュータやスマートフォン,カメラやエレベータ,車のエンジンの構造など,普段何気なく使っているものに対して,どのように動いているだろう?と疑問を持つことはありませんか?
このような疑問を少しは解消してくれる楽しい書籍を発見しましたのでご紹介させていただきます。
むずかしいことをシンプルに言ってみた
少し大きめのアメリカの書籍ですが,日本語訳版もは販売されています。
イラストたっぷりの図鑑で,小学生でも読めるのはもちろん,情報量がとても多い書籍ですので大人でも十分に楽しめる1冊です。
この本は,ジャンルを問わずあらゆるものを,専門用語をほぼ使わずに小学生にもわかる言葉で図解された解説書です。
面白い特徴の1つに,何を解説しているのか,その名称が書かれていないことにあります。
上下移動ルーム
上下移動ルームは,建物のなかで人間を上や下に運ぶ箱だ。
「エレベータ」のことですね。とにかく図が多いので分かりやすいです。
絵を取るマシン=カメラ
カメラの中の何種類もある各レンズの説明です。
土の中にある燃やして使えるもの=油田
決して機械だけの解説ではありません。
この他にも
服をいいにおいにする箱
食べ物を温める箱
スポーツをする広場
羽が回る空ボート
人を助けるための部屋
など,様々なジャンルのモノがとても詳しく解説されており,全て読み終えるのにかなり時間がかかりそうです。
読み応えはすごくあります。お子様の知的好奇心向上のアイテムとして是非どうぞ。
小学4年生以上から読める内容だと思います。