印象に残った入試問題の良問を「今年の1問」と題して取り上げています。志望校への腕試しや,重要項目の確認に是非ご活用下さい。
実際の試験を改訂しているものもあるのでご了承下さい。
清風南海中
問題文
正方形ABCDがあり,点M,Nはそれぞれ辺BC,CDの真ん中の点です。BCを直径とする半円と,CDを直径とする半円と,点Cを中心として半径が2cmのおうぎ形が点Eで交わっています。ただし,円周率は22/7とします。①正方形EMCNの面積は何cm2ですか。
②色のついた部分の面積の合計は何cm2ですか。
解説
ツイートより
いつもは問題の表紙に書いてある22/7ですが,この問題では結局22/7は関係なかったという,過去の南海の出題の傾向を打ち破った問題でしたねぇ。@sansu_seijinさんの解説で,「π(パイ)」が登場したのは初めてではないでしょうか。(・.・;)。 https://t.co/QNGDY7cEnx
— 算数大好き (@kimagure_mana) 2019年2月1日
一度は抑えておきたい問題なので取り上げました。
類題:【図形ドリル】第176問
類題:【今年の1問】 2013年豊島岡女子学園中
ちなみに,
この問題では用いませんでしたが,清風南海では毎年,円周率は22/7で計算を指示されます。
例年は問題の表紙にのみ注意書きで22/7が指定されていましたが,今年度は問題文中にも円周率の注意書きが加えられるようになりました。