市松模様
格子模様の一種で、二色の正方形(または長方形)を交互に配した模様。
 

江戸時代の歌舞伎役者,佐野川市松が衣装などに愛用した柄。
 
 
いうまでもなく,チェス盤は市松模様です。
 
中学受験でも市松模様に関連した問題があったりしますね(場合の数など)。
 
黒と白がとなり同士に並ばない感覚と,場合の数の問題でも必要なタイルやピースを条件にそって動かす感覚,この2つのセンスを磨くことのできる優れたパズルを今回はご紹介させていただきます。
 

チェックメイク


 
老舗パズル玩具メーカーであるハナヤマさんの商品です。
 
このブログでもいくつか商品を紹介しております。
 
(参考記事)木のぬくもりを感じるオススメ立体パズル「WOODY STYLE ボールピラミッド」上級者は頭の中で組み立ててみましょう!
 
(参考記事)続・WOODY STYLEシリーズのおすすめいろいろ「ピン&ホール」「ラッキーパズル」
 
上本町の算数教室にも置いており,授業前後に生徒らがチャレンジしております。
 

ルールは簡単!ピースを並べて市松模様を作るだけ

ルールはすごく簡単です。シートを乗せた台の上にピースを並べていき,市松模様(チェック柄)を作るだけです。
 

模様の描かれたシートを木の台の上に敷きます。難易度によってシートが異なります。
 

その上にこのようなピースをすべて並べていきます。
 

市松模様ができると完成です。
 
全体は正方形のマスが5×5=25マスです。
ピースは3マスのものが4個と,4マスのものが2個あります。3×4+4×2=20マス分なので,25−20=5マスにはピースは置けないので,もとのシートの柄を利用します。
 
やってみるとわかりますが,ピースを置かない5マスの位置が攻略の鍵になってきます。
 

5×5=25マスの市松模様は奇数なので,2種類の模様ができます。
 
4つのかどに注目すると,
Aでは黒のほうが白よりも1マス多く,
Bでは白のほうが黒よりも1マス多くなります。
 
A→黒が18マス,白が17マス,合計25マス
B→黒が17マス,白が18マス,合計25マス
 
チェックメイクは問題シートが15種類あります。それぞれ2通りの並べ方ができるので計30問をチャレンジできるわけなのです。