須磨浦公園駅を降りてすぐ。海岸線にそびえ立つそれほど高くない山に鉢伏山や鉄拐山などがあります。先日行ってまいりました。今回は少し旅の気分をお味わい下さい(^_^;)
 
インベスターZをBLOGで紹介したときにDモーニングというアプリも紹介させていただきましたが,モーニングに掲載されている源平の合戦を描いた時代漫画がすごく面白いです。
 
ジパング深蒼海流00

 
 
主人公は源頼朝,義経兄弟で,幼少期からこの2人がどのように育ったのかが繊密に描かれているお話です。史実とは少し異なる設定もありますが,物語がかなり丁寧に進み,私は毎週すごく楽しみに読んでいます。
 
さて,連載では源平の合戦も佳境で一ノ谷の合戦に突入しています。今週号では遂に,あの有名な鵯越(ひよどりごえ)の逆落しの奇襲作戦です!
 
ジパング深蒼海流01
一ノ谷とは現在の神戸市須磨区です。
逆落しとは,海沿いに構える平氏軍に,戦の天才である義経が奇襲を仕掛けたお話です。
 
ジパング深蒼海流02
義経が先陣を切り,馬に乗ったまま崖を下ります。
 
ジパング深蒼海流03
平氏軍からすると,絶対に下ることのできないと考えられた防御のための山(崖)から源氏軍が攻めてくることになるのです。まさに奇襲です。
 
ジパング深蒼海流04
鵯越の逆落しについては諸説あり,平家物語の作者の創作説や場所的な問題や,そもそも逆落しをしたのか?などまだ歴史が判明しておりません。
 
(朝日新聞)逆落とししなかった?源義経
 
興味がある人は色々調べてみるといいでしょう。
 

山陽須磨浦公園駅からロープウェイへ

一説には,一ノ谷の北西にある鉄拐山を下ったのではないかとも言われています。
 
そして,算数星人は山陽電車に揺られてその周辺に行ってまいりました(^^)
 
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これは山陽須磨駅です。この次の駅である須磨浦公園駅が,山道の入り口やロープウェイがあります。
 
この辺り一帯は海辺と山辺が接近していてすごく爽快です(^^)
 
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今回はロープウェイで山上に向かいました。
 
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登っている山は鉄拐山の手前の鉢伏山です。
 
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ロープウェイからの景色です。東側なので,住宅街のある辺りが一ノ谷の合戦の戦場です。
 
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!!!
ほぼ予習無し向かっていたので,これが逆落しの跡地?と思って撮ってしまいました。どうやらちがうでしょう^^;
 
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海側です。海に浮いている施設のようなものは海釣り公園です。ちなみに後ほど海釣り公園にも向かいます。
 
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そうこう言ううちに頂上に到着。展望台からの景色です。一説には義経はこの鉢伏山から合戦の戦局を見守ったそうです。
 
ちなみに展望台周辺は喫茶や展示場などがありますが,この日は観光客らしき人はほとんどいませんでした。。。穴場です。
 
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展望台の施設には懐かしのゲームセンターがありました。電気だけを消費していて寂しい気持ちになりました^^;
 
鉢伏山からさらに奥に進むと須磨浦山上遊園というものもあります。展望台から見る限りでは,お客さんが全くいませんでした。。。
 
この後,山道を下ってもとの海側に戻りました。鵯越の逆落しの跡地は?とツッコミを入れたくなりますが,その跡地の場所までの山道や時間的な問題などを考慮して渋々下ることになります。冒頭は源平の話から始まりましたが,須磨浦公園に行ったのはそれだけが目的ではありませんでしたので。。。。
 

山の頂上から海の上にすぐ移動できるのが神戸須磨の魅力

 
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山上から見えた海釣り公園が気になったので行ってみました。釣台を歩いてどんどん海側に向かいます。
 
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こういう釣り堀もあります。
 
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陸側も撮ってみました。先ほどまで写真に映っている山上に居たと思うと少し感慨深いです。
山の頂上からすぐに海沿いに移動できるのが神戸,須磨の魅力の1つです。
 
前回のBLOG記事でも綴らせていただきましたが,旅をする場合は現地の歴史や地理をしっかり把握していくと楽しいですね。今回は少し予習不足でしたが。。。
 
以上。算数星人のちょっとした旅BLOGでした。