今回は上本町の算数教室でも導入している迷路パズルを2つご紹介させていただきます。
 
決して安価な商品ではありませんので,まだまだ先ですがクリスマスプレゼントや正月のお年玉などでのご購入にご検討下さい。
 
(参考記事)圧倒的なおもしろさでハマること間違いなし!! フランス生まれの陣取りゲーム「ブロックス」上本町の算数教室でも大盛り上がり!
 

段差を利用して玉をゴールまで運ぶ迷路!

Gravity Maze


 
Gravity Maze(グラビティ・メイズ)というものです。
gravityが重力という意味,mazeが迷路という意味なので重力迷路という訳でしょうか。
 

このパズルは,スタート地点から玉を転がして(落として),段差をや通路をうまくつなげていき,ゴールに到着するように完成させるパズルです。
 

問題が書かれたカードがたくさん含まれています(レベル別で)。それに従ってまずブロックピースを並べます。
 
赤のブロックがゴールを表します。
 

右に置かれているピースを並べてゴールに到達するように考えていきます。
 
それぞれの色のピースがは下に降りる通路や横に曲がる通路になっていたりします。
 

カードの裏は完成です。
 

 

公式ユーチューブを見ていただくとどんなものかわかりやすいと思います。
 
玉が重力に従ってどんどん下っていくことを利用するゲームなのでGravity Maze(重力迷路)です。
早くて小学1年生から楽しめるものだと思います。Expertレベルは大人でも十分に難しいです。
 

電流回路を完成させて電気を正しく光らせよう!

Circuit Maze


 
次にCircuit Maze(サーキット・メイズ)という商品です。
Circuitが回路という意味なので回路迷路となります。
 

だいたい察しが付くかと思いますが,こちらは電流回路を完成させるゲームです。
 
こちらのパズルは電流回路の仕組み(並列つなぎやショートなど)を理解していないとあまり意味がないので対象は小学4年生や早くて3年生以上でしょうか。
 
Gravity Mazeよりも感覚的に完成が理解できないときもあるので,理科でしっかり回路を学習されてからトライされるほうが好ましいように思います。
 
思考力を鍛えるには良い教材ですが,これが入試対策に役立つかは理科の先生にお尋ね下さい。
 

同じように問題カードに従って準備します。
 

この問題だと,赤青黄の3つの電球が光るように回路を作ります。
 


問題によってはスイッチを使う回路などもあり,解き応えがあります。
 

 
繊細な部品なので大事に使わないと壊れてしまいそうですが,こちらが所持しているものはいまのところ不具合なしです。
 
電池は付属しておらず単4電池3つが必要でしたが,教室で頻繁に使っていると早くも電池が弱くなってきました。
 

手や指を動かして,色々と試しながら考えることは非常に有意義なことだと思います。
 
慣れてくるとコツも分かってきて,問題を見て色々な可能性を限定して(絞って)いきながら考えることができるようになってくると思います。
 
スマホゲームやタブレットなどでも高性能なゲームが増えてきた今こそ,このようなアナログなゲームの良さ・楽しさをお伝えできればなと思います。