BLOGのネタ探しに本棚を漁っていますと,「いつやるか?今でしょ!」で有名なあの林先生の少し前の書籍を発掘しました。
 
林修

 
 
林先生については特に説明不要ですね(^_^;)大学受験の東進ハイスクールの先生で最近はテレビで見かけない日がないほどです。2013年には「今でしょ!」で流行語大賞を受賞しています。
 
林修02
ちなみに,2013年の流行語大賞は
 
「今でしょ!」林先生のCMセリフ
「お・も・て・な・し」五輪招致のスピーチ
「じぇじぇじぇ」NHKドラマあまちゃんのセリフ
「倍返し」ドラマ半沢直樹のセリフ
 
と例年よりも豊作だったのが記憶に新しいですね(^^)
 

賢い人は歩くのが速い!?

林先生のこの書籍で興味深いことが書かれていたのでご紹介します。
 
(以下,歩きながら考える習慣をつけよう!から抜粋)

僕の予備校のなかに,東大特進コースという部門があります。その専属スタッフは全員東大生なのですが,彼らはみな歩くのが速いんですよ。先日も渋谷の人込みで見かけた彼らの1人を,僕だって決して歩くのが遅いほうではないのに,ついに見失ってしまいました。後日,その見失ったスタッフに聞いてみたところ,ずっとそんなふうに歩いてきたとのことでした。そしていつも何か考えながら歩く習慣があり,受験生時代にはたいてい頭のなかに,数学の問題を1問入れていた,ともいっていました。

東大生は歩くのが速くて何か物事を考えながら歩いている。とのことです。比較的うなづけます。
 
歩く人
塾の授業や試験中などはもちろん立ち歩いてはいけませんが,算数の問題で困った場合は,机のまわりや自宅の近所などを少し歩きながら考えて見るのも良いかもしれません。私はよく実践しています。

そもそも,きちんとした歩き方とはいかなるものでしょうか?へそ下に軽く力を入れて,背筋を伸ばし,あごを引いて遠くを見据え,しかもやや速足で歩くことと言ってもいいでしょう。速く歩くということは,ぶつかる可能性が高まることでありますから,目をよく動かして注意深く観察する必要も生じます。そう,ゆっくり歩くよりも,実は多くのものを精力的に見ることになるんです。そして,目が動けば,人間の頭は動くようにできています。
しかも,人間の頭はからだが静止しているときよりも,一定のリズムで動いているときのほうがよく働くものです。僕が好んで行う速足での散歩で,アイデアが次々と浮かんでくるのはこういうメカニズムによるものだと思っています。

止まっているよりも動いている方が新しいアイデアなどが閃きやすいものです。早朝にランニングやウォーキングをする人が多いのも決して健康面だけでは無いと思います。脳の活性化は重要でしょう。
 
スマホ歩きは画面ばかりを見ているのでとても危険です。この速足は誰かにぶつからないのであればすごく良い心がけだと思いました。
 
もちろん無理に速足で歩く必要はありませんので事故などのないように!廊下や駅構内など人込みの多い場所では決して走ってはいけませんよ!