夏休みに岐阜県の関ケ原に行ってきました。
関ヶ原の古戦場巡りに行っておりました。
1枚目は笹尾山(石田三成の陣跡)から、3枚目は松尾山(小早川秀秋の陣跡)から。実際に距離感が分かって楽しかったです😊 pic.twitter.com/YOj8XQj6QF— 算数星人 (@sansu_seijin) August 13, 2019
関ヶ原は,中山道(なかせんどう)・伊勢街道・北国街道の交差する交通の要のような場所です。
石田三成を中心とする西軍が,徳川家康を総大将とする東軍をこの関ヶ原で待ち受けるような形で戦が始まりました。
先に関ヶ原で待ち受ける西軍は鶴翼(かくよく)の陣。
鶴が翼を広げたような陣形なので鶴翼の陣と呼びます。
一方,遅れて到着した東軍は魚鱗(ぎょりん)の陣。
魚のうろこのように密集している陣形です。
参考:【関ヶ原の舞台をゆく③】関ヶ原の戦い古戦場ガイド~戦跡を歩きながら考える、武将たちの思惑~
実際の距離感を確かめて物思いにふけながら,今回は西軍陣跡を中心に歩いて回ってきました。
残念ながらあまり写真は取れておりませんので,興味がある方は上のサイトが特に詳しく掲載されていたのでご覧いただくとよいと思います。
鶴翼の陣はラグビーワールドカップでも出現
オールブラックスのハカ🇳🇿⚫️
自身のチームにとっても、相手チームにとっても選手の士気を高める重要な時間です。
イングランドも陣形を組んで対抗💥
この試合にかける選手たちの緊張感や意気込みが伝わってきます。RWC2019 #ENGvNZL #RWC横浜 #WebbEllisCup pic.twitter.com/grgWzWzjjQ
— ラグビーワールドカップ (@rugbyworldcupjp) October 26, 2019
やや話が脱線しますが,今年開催されたラグビーワールドカップでも鶴翼の陣があらわれて話題になりました。
ニュージーランド(オールブラックス)対イングランド(サクソンズ)の準決勝の試合です。
オールブラックスは試合開始前に行われるハカというマオリ族(ニュージーランドの先住民)の民族舞踊が有名ですが,ハカに対抗してイングランドチームは鶴翼の陣を彷彿させるV字ラインで挑みました。
WEBマガジン RUGBY JAPAN365より
これがゲームに影響したかどうかはわかりません。関ケ原では鶴翼の陣で挑んだ西軍が負けましたが,みごとイングランドは19−7で優勝候補のオールブラックスに勝利しました。
スコットランド🏴の試合を観てきました。 pic.twitter.com/zTxRGVUCsw
— 算数星人 (@sansu_seijin) September 30, 2019
花園に観戦行ってました。
そして、日本代表🇯🇵プール全勝!おめでとう🎉 pic.twitter.com/nc5jtpxs0j— 算数星人 (@sansu_seijin) October 13, 2019
算数星人もいくつかゲームは観にいってきました(^^)
笹尾山(石田三成)からスタート
さて話を戻します。
ここからは関ケ原界隈の写真をどんどん載せています。
スタート(西軍)石田三成陣跡-笹尾山
車などでもアクセスしやすく,他の観光客が特に多かったのが石田三成の陣跡でした。
小さな笹尾山という山あたりに位置します。
⇒(西軍)島津義弘陣跡
⇒(西軍)小西行長陣跡
⇒(西軍)宇喜多秀家陣跡
このあたりは写真がありません。。。
途中で小さなダム・浄水場も通り掛かりました。
⇒(西軍)大谷吉継陣跡
ここから,寝返った小早川秀明が陣する松尾山が見えます。
⇒ 史跡 不破の関
壬申の乱の舞台になった不破の関も資料館なども途中にあります。
⇒(西軍)小早川秀秋陣跡-松尾山
ふもとから20分ほど登って,松尾山の山頂にも行きました。
関ケ原全体を望むことができます。
⇒(東軍)井伊直政・松平忠吉陣跡
あまりまわることができなかった東軍。
東軍の先陣をきった武将です。
以上になります。
Googleマップの上にも陣跡を確認できます。
参考:関ケ原町歴史民俗資料館
(再掲)おすすめ書籍
過去にもこういった本を紹介しておりました。
「決戦!どうぶつ関ヶ原」歴史好き小学生の入門におすすめ。いろいろなどうぶつたちが東西に分かれての大合戦図
上本町の算数教室にも陳列しております。